UNICORN / 2026.10.20 時点

市場は伸びている。
でも中小企業は、
まだ入口にいる。

AIコンサルの市場が「どのくらいで、どう動いているか」を1枚にまとめました。数字はすべて出典つきです。

作成:Zuki / 読む時間:約2分

01市場の大きさ

近いくくりの数字で見ます(「AIコンサルだけ」の国内の数字は、公表されたものが見つかりませんでした)。

2.9倍
国内のAI市場(4年で)
2025年 2兆3,725億円 →
2029年 6兆8,897億円(予測。2024〜29年の年平均36%)
IDC Japan(2026年3月)
1.4兆円
国内のビジネスコンサル市場(2030年)
2025年 8,822億円から年9.8%で伸びる予測。AIが追い風とされる
IDC Japan(2026年6月)
20.4%
中小企業のAI導入率
全社で使う 3.6%+一部の業務で使う 16.8%。8割はまだ
中小機構(2026年3月・1,647社が回答)
読み方:上の2つは「AI全体」と「コンサル全体」の数字で、AIコンサルの分は切り出されていません。くくりが違うので、足したり引いたりはできません。

02お客さん側:中小企業

「やりたいけれど、何から・誰に頼めばいいか分からない」段階です。

AIを入れているか(中小企業)
入れている 予定・検討中 予定なし(93%が従業員30人以下)

入れられない理由(複数回答)

コストが高い46.9%
社内にノウハウがない42.0%
社内にAI人材がいない38.8%

ほしい支援(複数回答)

導入費用の助成77.9%
導入・活用の事例70.5%
社員向けの研修67.7%
入れたあとも課題:全社でAIを入れた会社の 40.4% が「従業員による活用が進まない」と答えています。
出典:中小機構「中小企業のAI等の利活用に係る実態調査」(調査 2025年11〜12月・2026年3月公表)

03売る側の動き

NTTなどの大手は大企業を中心に受注を伸ばし、中小向けは2026年に新しいサービスが続いています。国の補助金もAIに広がりました。

  • 2025年10月
    NTTグループ
    生成AI関連の受注見込みを公表:2025年度末に1,500億円、2027年に5,000億円超。受注件数の36.4%は売上1,000億円未満・非上場のお客さん
  • 2026年度〜
    国の補助金後押し
    IT導入補助金が「デジタル化・AI導入補助金」に。対象は、登録されたソフトの導入と、その導入関連費・定着の支援まで
  • 2026年5月
    大塚商会「AIまるごと伴走支援」
    中堅・中小向け。自社で扱うAIツールの相談をチケット制で
  • 2026年8月
    ユニークポイント「みんなのAI相談室」
    eラーニングとAI顧問を組み合わせた相談サービス
  • 2026年9月
    AiWiLL「WiLLAGENT」
    中小企業向けの伴走型AI顧問。AI社員の開発・研修・導入設計・訪問まで顧問料に含む
中小向けサービスの料金(税別・条件は各社の発表どおり)
大塚商会
年 99,600円(月払い 8,300円)
4チケット・最低1年。自社で扱うAIツールの相談
ユニークポイント
月 9,800円(お試し)
3か月のお試し・2026年10月31日申込まで。月1回60分の打合せ+チャット相談 月2回まで
AiWiLL
月 30万円(初月10万円)
最低3か月(合計70万円)。月2回90分の定例
ポイント:値段も中身もばらばら。「ツールの使い方相談」から「AI社員を作る顧問」まで幅があり、まだ型が決まっていない市場です。
出典:NTT 発表資料(2025年10月20日)/中小企業庁 補助金の概要資料/各社プレスリリース(2026年5月12日・7月31日・9月24日)

04世界では

「AIコンサル」の数字は、調査会社ごとに数え方が違い、推計に幅があります。

2.7兆ドル
世界のAI支出(2026年)二次情報
前年から約5割増。半分以上はデータセンターなどのインフラ
Gartner(2026年9月・解説記事で確認)
140億ドル
世界のAIコンサル(2024年)二次情報
2030年に728億ドルになる予測(年31.6%)。ほかの調査会社とは数え方が違い、1つの数字には絞れない
ResearchAndMarkets(2025年11月・要約で確認)
二次情報とは:元の資料を開けず、解説記事や要約で確かめた数字です。目安として見てください。

05unicornにとっての意味

ここからはZukiの読みです(上の事実からの解釈)。

最初のお客さんは「検討中の約2割」と「入れたけど使われていない会社」

売れるのはツールそのものより、似た会社の事例・どれを選ぶか・社員が使うまでの伴走。導入予定なしの6割は、いまは追わない。

unicornは「広告・マーケの運用に入り込んで、自動化まで進める伴走」で戦える

中小向けは相談型・研修型が中心。運用の現場に入って数字が見える成果まで出す専業は、今回見た範囲では見つからなかった(網羅的に調べたわけではない)。ここはunicornの現場経験がそのまま効く。

追い風は本物。ただ補助金は「一部だけ」味方

補助金の対象は、登録ソフトの導入とその関連費・定着支援まで。最初のメニューは、補助金なしでも成り立つ値段で組むのが安全。

次に話したいこと

最初のお客さんを「検討中の中小企業」と「入れたけど使われていない会社」に絞り、広告・マーケの運用に入り込む伴走から始めてよいか。次のMTGで相談させてください。

06出典

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